ルイさんを幸せにしたかっただけなんです・・・

ついにあと三日となりました。

書いている方は、三月以降更新する話の流れを着々と詰めています。(でもまだ書けていない

西条さんが先行して書いていた正念場の後半を今せっせと書いております、はい。


企画のベース作品を紹介する三日目。

「イヴのめざめ」で歩の背中を押したルイさんのお話。

彼女は元恋人である渡海さんの縄の受け手をしている女性です。

彼女を幸せにしたい、イヴを書いている途中からその思いが膨れ上がり、勢いのままに書いた作品でした。


蛇はイヴを完結させたあとから書き始めたので、2017年11月頃から連載開始しました。

当初の予定では、彼女をずっと好きだったセレブが彼女を口説いて口説いて結婚というまさに王道の流れになる予定だったんです。ですが、彼女のお話を書いている最中「コレジャナイ感」がしまして、設定から変えました。

それとともに、「ルイさんを(無条件に)幸せにするお話」だったのに「ルイさんも色々あって幸せになるお話」に様変わり。

問題はその「色々」なんですが、第三章・第四章で登場した「ある事実」だけでいいのかなーと思っていたときに、西条さんから「コラボやろー」と誘われたのです。


企画用の書き下ろしのネタを考えているうちに、渡海さんだけでなくルイさんにm(ぐえっ

ルイさんの一人称で進むお話なので、基本彼女が知らないものは書けません。第五章ではそういったものが諸々飛び出してきてという流れなんですが、恐らく二月中には書き上げられると思いますので、もう少しお時間下さい。必ず完結させますんで・・・。


ちなみにここでちょっとした裏設定を・・・

タイトルにある「蛇」は渡海さんのことでもあり、康孝さんのことでもあります。

渡海さんはルイさんが幸せを掴むときを、康孝さんはルイさんが自分を好きになってくれるときをずっと待ってたという意味を込めてつけました。

イヴよりちょっとだけほろ苦いお話となっております。イヴと合わせて読んでいただけるとうれしいです。(イヴのめざめのイヴも、実は歩とルイのことを指しています)


蛇は密やかにそのときを待つ

https://www.alphapolis.co.jp/novel/868194080/216158765

母親から見合い話を持ち掛けられる度断り続けていた瑠衣。その理由は彼女の仕事のこともあるのだが、ビジネスパートナーであり別れた恋人でもある男のことがいつまでも忘れられなかったから。 彼女は未練を誤魔化し続けて元恋人の一番近くに居続けたが、その元恋人の異変に気づいてしまったことから、それまで誤魔化し続けてきた未練と向き合うことに。 彼女は自覚したばかりの未練を抱えたまま見合いが行われる地へ向かう。

2019 第六回勝手にロマンス大賞 ネット小説部門ノミネート


谷崎文音拝