結衣子と仲秋先生の、あの話
「追憶と未来の交わる場所で」で発覚した結衣子と仲秋先生のお話「麻に啼く」が無料投稿サイト「エブリスタ」で公開されています。
2020年に開催したコラボ企画が終わって割とすぐ、このお話の輪郭を聞いたのですが、とても惹かれたのを覚えています。
緊縛というと不純な印象を抱かれやすいですが、作中で描かれる緊縛行為はそういったものを感じません。むしろ純愛、第16回小説現代長編新人賞の講評においてもそう記されていました。
実際に緊縛に関わる方々にとっては異論・反論あるかと思います。しかし、西条さんが目にしたもの・知ったもの・感じたものとして紡がれたこのお話は、表面上は不純なものに見えて、その根底には純愛があると、読者さんがたより少し前に読んだ際感じました。それが講評にもあったので、わたしの感受性もわりとちゃんとしているなあと、実はほっとしました(おい
今現在、かのこさん、西条さん、わたし、それぞれ企画のために書き下ろした作品の改稿なり、二月に販売するための作業に追われております。詳細が決まり次第また、告知を行いますので、そのときがきたらよろしくお願いいたします。
谷崎文音拝
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