企画初日まであと一週間

西条彩子×谷崎文音 コラボ企画スタートまで一週間となりました。

現在、西条さんもわたしも自作の沼にはまり、ズブズブになりながら書き下ろしを書いています。

今回、西条さんから「コラボしようよー」と誘われたとき、ちょうど「蛇は密やかにそのときを待つ」の最後半について練り練りしている最中でした。

「蛇は~」は主人公瑠衣さん視点のみなので、彼女が知らないことは書けません。

しかし、彼女がラブラブな時間を過ごしていた頃、相棒の緊縛師・渡海は・・・という流れなのが、今回企画で書き下ろしている「乳と蜜の流れるところ」です。


今回ほどタイトルを悩んだモノはなかったです、ええ。

思い浮かんだタイトルをポンポン付けてみてもしっくりこず、どうしたものかなーと思っていたときに、西条さんがせっせと書いていたコラボ用の原稿を見て「安住の地」という言葉が頭に浮かび、イヴも蛇も創世記のアダムとイヴに関わるタイトルだったので、そこから「乳と蜜の流れるところ」(神がアブラハムの子孫に与えることを約束した地を「乳と蜜の流れるところ」と描写しているのです)と付けました。渡海や瑠衣がたどり着いた場所って思って頂けるとと嬉しいです。


「裏設定だらけのお話」と銘打っているとおり、過去にまつわるエピソードが数多く登場します。

渡海さんが縄を習った理由、そして瑠衣を専属モデルにした理由など。

そこに西条さんちの結衣子がどんな風に絡むかは、あらすじを読めば「ああ、なるほど」頷くと思います。



それだけじゃないんだ、言いたい、教えたい。が、それを今やったら西条さんに首絞められるw


お互いにいろんな意味でヘビーな流れになっているので、できることなら気力・体力・時間があるときに読んでほしいです。(ああ、ネタをばらしたい・・・

書き下ろしのほうに時間を割いてしまい、蛇は第五章再開した直後お休みしてしまい申し訳ないです。でも、蛇の第五章はそれぞれの書き下ろしの瑠衣さん視点となっているので、待って頂けると嬉しいです。


それではまた

谷崎文音拝